FX取引でスワップポイントを狙う取引は、これまで日本円が非常に
安い状態にあったので魅力ある投資手段の一つでした。
しかし、金融危機により米ドルと米国資産が大きく売られることに
なりますと、主要国通貨の多くは暴落しました。
あまりにも大きかったため、それまで稼いだスワップポイントが吹
き飛ぶ格好となりました。特にレバレッジを高めに設定して豪ドル
やニュージーランドドルを取引されていた方は痛手を被ってます。
今後も、金融危機が解消されるまではドル安が進むことで、さらに
下落する可能性が高いだけに、スワップポイントを狙った取引は慎
重に行なわなければなりません。
実際にFX取引にてスワップポイントが発生するのはFX取引会社
が集計する都合により、朝の10時だったり、夜中の11時だった
りという形で不規則なイメージがあるかもしれません。
しかし、実際には異なります。例えば夏時間であるならば、朝6時
に発生します。また、GFTでは朝の4時に発生します。
冬時間に切り替わりますと、朝7時に発生し、同様にGFTでは朝5
時に発生します。一方、スワップポイントの支払いに関しては基本
的にはFX取引業者によってまちまちです。
一般的には受渡日に設定するケースが多いです。例えば、約定し
たのが仮に火曜日から水曜にかけて行なわれた場合はであれば
木曜日から金曜日分のスワップポイントが実際に支払われます。
また、水曜日から木曜日にかけて約定された場合には金曜日から
月曜日にかけて3日分のスワップポイントを手にすることができます。
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