国内の銀行が取り扱っている外貨預金は、外貨の売買レート
は、TTSとTTBの2つで構成されています。
TTSは銀行側が顧客に対して外貨を売る為替レートで、TTB
は顧客側から外貨を買うレートになります。
USドルの場合、TTSとTTBの差は2円で、例えば、USドル・円
レートの仲値が105円であれば、ドル預金をするレートが106
円で、ドル預金を解約するレートが104円となります。
一方、FX(外国為替証拠金取引)取引の場合は、実際に外貨を
買うレートと、外貨を売る為替レートには、それほど大きな差は
なく非常にリーズナブルになっております。
売買レートの差をスプレッドとといいますが、FX取引のスプレッド
は取引される取引業者によって若干異なるます。
恐らく平均すると5銭程度とされておりますが、最近ではついに
このスプレッドまで無料のところがでてきました。
外貨預金では、おおむね多くの金融機関では平均して2円程度
ですので、単純にFX(外国為替証拠金取引)と外貨預金を比較
した場合、その差は40倍前後となります。
そして、仮にスプレッドが5銭といたしますと、売買手数料を
カウントしないのであれば、為替レートが5銭以上変動する
ことにより為替差益が得ることが可能となります。
これは、一見するとたいした旨味はないように思われるかも
しれませんが、外貨預金と比較した場合、外貨預金は非常
に為替手数料が高いので、気軽に両替できません。
ですので、2円以上為替が変動しなければ、為替差益どころ
か為替差損が発生することになりかねません。
こうしたことを考えますと、非常に魅力的だと思います。
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