実際に外貨商品へ投資するにあたり実に様々な手数料が掛かるのですが、こうした手数料
が馬鹿になりません。一回の取引では数円~数銭と小さくても年間を通すと大きな金額に
なりますので、場合によっては利益を食いつぶします。
一部のインターネットバンクを除き、誰もが知っているような大手都市銀行では外貨預金の
預け入れと解約にかかる手数料は、往復で1通貨あたり2円からとなっています。
外貨MMFは、往復で1円と外貨預金の半額となっております。そして、FX(外国為替保証金
取引)では5銭となり、手数料面では外国為替保証金取引が有利となります。
同じ金融商品でも銀行と証券会社とでは手数料も違います。それぞれの金融商品にはそれ
ぞれの特徴があるため手数料だけで金融商品を選ぶことはできません。
外貨預金や外国債券は長期運用に向いている金融商品であるのに対して外貨MMFなどの
各種ファンドは中期運用、外国為替保証金取引は短期運用に向いています。
またリスクもそれぞれ異なっております。リスクが比較的低いのが外貨預金で次が外貨MMF、
各種ファンド、外貨債券、外国為替保証金取引の順となっております。
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