米金融大手のシティグループが発表した07年10~12月期決算にて
同社が抱えたサブプライム・ローン関連の損失が222億ドル(約2兆
4000億円)と昨年からの予測を大幅に超えて拡大しております。
しかし、ここ最近の予測では損失額が240億ドルだったこともあって
か、発表当初は予想よりも少ないと市場では反応されたようです。
また、追加増資に関する案件も同時に発表されたこともあると思い
ますが、今後欧米の
金融機関にも大きな影響を与えそうです。
実際に、スイスのUBSもサブプライム関連で1兆円規模の損失を
被ったことを明らかにし、先日追加増資の可能性を否定しましたが、
状況が一変する可能性もあるので注意が必要です。
といいますのも、未だにサブプライムローン関連の債券に対する
政策が取られていないので、日増しに同債券の格付けが下がっ
ており、所有している金融機関の含み損が拡大するからです。
そして、こうした影響から日米の株式市場は大幅下落しております
が、基本的には、ドル売りが継続すると思います。
これにともなって為替市場もドル売り特に、ドル円は、ドル売り円買
いに反応し、クロス円で円高気味に推移していたため、ユーロドル
は、目先の高値をつけて、その後下落しております。
そんな中でスイスフラン対米ドルで過去最高水準にあります。
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