ユーロがギリシャの追加融資問題で大変なことになっていまして、追加融資を受けても
利回りの返済にあてるのが精一杯で、継続して追加融資が必要な状況にあります。
デフォルトさせたくても、ギリシャに融資している近隣諸国が許すわけもなく、ギリシャの
信用格付けはついに、「CCC」まで引き下げられることになりました。
このため、ギリシャのパパンドレウ首相が、辞意を表明したようです。
今後ギリシャ問題を中心にユーロがより混乱することが予想されます。
「一部転載:ダイヤモンド・ザイ」
『またぞろユーロに悪材料!エンパイア指数などでさらに下落となるか』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110615-00000302-zai-bus_all
今日はユーロの売り材料が並んだ。FT紙で「ギリシャへの追加支援のためには、各国は
200億ユーロずつが必要となる」と出たこととか、ムーディーズがフランスの民間銀行を
いくつかネガティブウオッチにすると発表したことだ。
東京時間のランチタイム以降は完全にユーロ売りの圧力が強くなってしまい、1.43台の
中盤まで下がってきた。欧州市場でこのニュースをどのように消化しきるかが問題と
なるのだが、このために株安などリスク回避の動きも出はじめている。
今晩は地裁経済指標がいっぱい出るが、注目はエンパイア指数であろう。
このセンチメント指標は比較的、弱めにでるため、予想は12くらいになっている。
実際にこれを下回ってくると相場の流れをリードすることになりそうだ。
クロス円の下落基調がはっきりしてきて、ユーロ円が114円台にまで下落するような
局面ともなれば、私もユーロドルの追加売りである。
続きはコチラから⇒
多くの投資家が長期でユーロを所有したり、ユーロ建ての資産への投資を控えることに
なります。そうなると注目を集めるのがスイスフランとスイスフラン建て資産です。
消去法的にスイスフランの価値が上がることが予想されます。
PR