スイスフランは安全資産として有事のさいの避難先として投資家に好まれています。
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とくに2000年に入るとこうした傾向が強まっています。しかし、さすがに今現在のような金融恐慌
のレベルになりますとスイスフランですら大きく売られることもしばしばです。
もっともニュージーランドドルのような市場規模が小さい新興国通貨の下落幅と比較すれば小さい
のですが、これほどまで金融不安が拡大するとパニック売りが加速します。
金などの実物資産にシフトする動きが高まりますと、スイスフランですら投売りの対象になってしま
います。ですので、今後も金は富裕層を中心に買われることになるでしょう。
外国為替市場では、スイスフランはユーロの影響を強く受けますので、必然的にスイスフラン・円は、
ユーロ・円に連動して動きますのでユーロの動きを無視するわけにはいきません。
とくにギリシャが破綻することがほぼ決まっているかのようにユーロ経済が追い込まれている状況下
では、当然のことながらユーロ相場はこれまで以上に重要です。
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ちなみにスイスフランがユーロに強く影響される大きな理由の一つにスイス経済が輸出依存度が高い
点があげられます。このためユーロ安、スイスフラン高が極端に進むと困るわけです。
また、スイスフランは主要国通貨の中では日本円の次に低金利であることも理由の一つです。
ユーロ諸外国の影響を受けやすいので、スイスフランを取引される場合は、必ず欧州中央銀行から
発表される金融政策や、政策金利、重要指標が発表される時は必ず確認して下さい。
相場全体が活況となりますので利益が出しやすい相場展開が期待できます。
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