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FX取引に限らず金融商品へ投資する上でテクニカル分析は
欠かすことのできない分析手法の一つです。
実際にテクニカル分析による分析手法は、それほど古い手法
ではなく、テクニカル分析を支持する人は多いです。
また、
ファンダメンタルズ分析よりも、相場状況を捉えやすい
ということもあると思います。
そして、ネットでの取引が一般化されテクニカル関連の指標
が使い易くなったことも要因にあげられると思います。
どんなものでもそうですが、テクニカル分析にも弱点といいま
すか、利用する上でデメリットがあります。
それは、分析するにあたって相場を何通りにも解釈できてしま
うということで、このため迷いが生じてしまいます。
テクニカル分析に関する書籍などで学ばれることが圧倒的に
多いと思うのですが、当然のことながら、
書籍の解説どおりに
は相場は動いてくれませんので、迷うことになります。
さらに深い知識を得るために学習を続けていくのはよいのです
が、知識が増えた分さらに迷うという悪循環に陥ります。
こうしたことから、短期投資にてテクニカル分析を用いると、
より一層投資判断を下すことが難しくなります。
テクニカル指標は単なる相場のぶれであったとしても、指標化
してしまうので短期では無視できない動きとして表示されます。
一見するとテクニカル分析は、概ね相場を完璧に捉えている
ように思われるかもしれませんが、大きな相場には弱いです。
テクニカル分析では、インジケーターが買われ過ぎを表示した
時点から、更に大きく上昇したりします。
また、反対に売られすぎと表示しされていても、更に一段下の
暴落が始まるということが珍しくありません。
やはり、テクニカル分析は、あくまでも投資判断を下すための
ツールの一つとして捉えるべきだと思います。
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