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有事のスイスフランとしての役割低下 - スイスフランで外国為替取引を始める外貨投資入門





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有事のスイスフランとしての役割低下


昨年までは外国為替市場にて、頻繁に強引なキャリートレードが
行なわれた影響で、円とスイスフランが上昇しました。



ですので、サブプライムローン問題が浮上する前までは短期的に
は円高、スイスフラン高は進まないといわれていたのです。



スイス中央銀行によって政策金利の利上げが実施されたとしても、
スイスフランの支援材料にはならないとされていたので中銀側も
他国ほど利上げには積極的な姿勢を示していませんした。



日本とスイスでは、国内の低金利をベースとした、高金利通貨への
投資が活発化する傾向が依然として高まっております。



外為市場におきまして、欧州では日本よりもはるかに早いペースで
利上げが進むと予想されていたのですが、今では金融不安から、
インフレリスクに怯えながら利下げを余儀なくされています。



今後もキャリー取引が断続的に行なわれることが予想されています
ので、欧州中央銀行(ECB)や英中央銀行(BOE)などが、追加利下
げを行なえば円やスイスフランは上昇する見通しにあります。



米国の金融当局が今後追加利下げを余儀なくされる可能性が高い
ので、スイス中央銀行も追加利上げを実施することは厳しいです。



また、金融不安の拡大にともなって欧州市場の金融機関が軒並み
破綻する危機に立たされていることから、追加利上げは今のところ
現実的ではありません。なかなか、思惑通りにはいきません。
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